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過疎問題 Problem of depopulation

今日の朝ゴミ出し。ちょうど、まなみちゃんがバス停でスクールバスを待っている所だったので手を振った。家に帰り、朝御飯を食べてから、皆で直弘さんのお宅にお邪魔した。朝早くに光子さんが「6時半頃に、直弘さんから家に来るように伝えてって電話があったから行ってね」と伝えに来てくれた。直弘さんは昨日撮ったHPの写真をくださった。

アダム達は十日町に用事があったので帰ったが、私は残って直弘さん夫妻のお話を聞いた。過疎についてお伺いすると「村の人は危機感を持っている」とのことだ。では村にニューフェイスが来た場合、どのような感じになるかという質問には「1年か2年はもしかしたら違和感があるかもしれない。しかし話をしたり、一緒にお酒を飲んだりしているうちに溶け込むと思うよ」とのお答えだった。峠村に住むということは農業をするということだ。もちろん農業についてのアドバイスを皆するだろうと直弘さんはおっしゃった。しかし、やる気のある人でないと村も困ってしまう。直弘さんが知っている村に、農業をしたいと引っ越してきた人がいて、村中で歓迎したが、本人は農業は向いていないと思ったのか去ってしまい、村の人達は大変寂しい思いをしたそうだ。峠のような村では隣近所、集落自体の繋がりはとても密だ。都会での引っ越しとは訳が違う。やはり人付き合いが好きな人でないと難しいだろうと思う。
過疎問題は峠村だけではない。峠村の近くにあった濁という集落はなくなった。すべての家が引っ越してしまったのだが、やはりこの場所がいいという人が戻ってきて、掘建て小屋を立てたそうだ。「戻ってきて!大歓迎」という看板も出ているらしい。直弘さんの話によると、この方は春や夏にやってきては、山菜を取ってきて皆に振る舞ったり、ここで同窓会を開いたりしているそうだ。同窓生には大工さんや布団屋さんもいるので、集まる時には皆で持ち寄って色々と楽しんでいるそうだ。やはり生まれ育った場所が一番ということなんだろう。

今年の春に上越市で農家で会社を作ろうという案が出されたそうだ。直弘さんはそれを聞いて「峠村でも挑戦してみるのもいいと思ってるんだよ」と話してくださった。農業を始めようと引っ越してくるのには荷が重すぎる。興味のある人に、給料制で手伝ってもらい、もしも農業で食べていきたいと思う人がいれば峠に住み、農業を自分で始めればいいという考えだそうだ。これはどちらにとってもリスクが少ない、いいアイディアだと思った。

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