今日は、ベンと一緒にまさみさん・トメさん夫妻の所にお邪魔した。
まさみさんご夫婦は3年ほど前まで建具屋さんで生活を営んでいた。今は年金暮らしをされているそうだ。今日お伺いしたのは、トメさんにお米入りのモミで絵を描いてもらう為。前回お伺いした時に「製作している所を、ビデオと写真にぜひ撮らせてほしい」とお願いしたら快く引き受けてくださった。
トメさんはモミ(お米が中に入っている状態)を色紙の上に並べて貼付け、家紋などを描く。今回私たちには「寿」という文字を作っていただくことになった。まず、寿の型紙を色紙の上に置き、上から型通りに錐で点々と印をつけていく。型紙を取り、外側からモミを並べていく。これがかなり根気のいる作業で、まずモミのチョロンと出てるヒゲをハサミで切っていかなくてはならない。そして爪楊枝でボンド1センチずつ色紙に塗り、そしてピンセットでモミを挟んで並べていく。もちろんモミにはサイズが色々とあるので、その都度サイズにあったモミを選ぶ。モミのサイズがない場合は、モミをハサミで丁度いい大きさに切る。トメさんは「本当は1週間くらいかけて、のんびりとするんだけど、お待たせしたら悪いからなんとか2日で仕上げるように頑張る」と言ってくださった。あまりの細かい作業を目の前で見て、お願いしたことがとても申し訳なかったように思えてきた。
あまり話しかけると邪魔になってしまうので、ご主人のまさみさんとお茶を飲みながらお話をした。実はまさみさんにもベンが「峠に置く無人ショップの看板を板に彫ってほしい」とお願いした。「よしわかった」とまさみさんも快く引き受けてくださった。長々とお邪魔して、また明日お伺いすることになった。トメさんは根つめてずっとモミを並べる作業をされていた。私たちがべらべら喋って邪魔になったんではなかろうか。すいませんでした。

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